フリーランスの確定申告におすすめの本 厳選6冊|青色申告・インボイスを年末から準備

千葉県千葉市緑区高田町でHP(ホームページ)制作や管理、記事制作代行、名刺・看板制作やデザインなどWEBまわりの業務をしているフリーランスのWEB屋さん『エヌイーケーオー』の高橋です。

エヌイーケーオーのおすすめPC関連や日常の便利アイテムを紹介していきます!

今回は、フリーランス・個人事業主の方に向けて、確定申告やインボイスなど「お金まわり」のおすすめ本を厳選して6冊紹介します。

「確定申告が近づくと毎年あわてる」「青色申告やインボイスの話が、正直よくわかっていない」という方は多いのではないでしょうか。

私自身もフリーランスとして毎年確定申告をしていますが、お金まわりの知識は、待っていても誰かが教えてくれるものではないと実感しています。

税金の知識は、知っているかどうかで手元に残るお金が変わる分野です。

そして確定申告は、直前の2月にあわてて始めるより、年末のうちから準備を始めるほうが圧倒的にラクになります。

この記事では、まず読みたいお金の基本の本から、確定申告・青色申告、インボイスと消費税、開業準備の本までを整理しました。

後半では、年末から確定申告までの準備の流れに合わせた読む順番も解説します。

【まずは結論】迷ったらこの1冊!お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えて下さい!

税理士がマンガで教える、フリーランスの税金と確定申告の超入門

フリーランスのお金の本を1冊だけ選ぶなら、『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えて下さい!』(大河内薫・若林杏樹)がおすすめです。

税理士の大河内薫さんが、フリーの漫画家である若林杏樹さんに教える形で進む、マンガ形式の入門書です。

目次は、フリーランスと会社員の違い、誰も教えてくれない税金の話、リスクに備える社会保険、経費と領収書、確定申告、節税とお得なテクニック、副業と確定申告の7章です。

フリーランスが最初に知りたいことが、ちょうど知りたい順番に並んでいます。

大河内さんは芸術学部出身の税理士で、クリエイターやブロガー、Webマーケターなどのクライアントが多い方です。

デザインやWeb制作、ライティングといったクリエイティブ系の仕事をしている方には、とくに身近な例で読めるはずです。

紹介文では、月数万円の副業をしている方にも役立つと説明されています。

税金の本を開くと眠くなるという方でも、マンガなら最後まで読み切りやすいのが大きな魅力です。

なお、2018年発行の本なので、税率や控除額などの細かい数字は、最新の情報とあわせて確認してください。

こんな人におすすめ:独立したばかり、またはこれから独立予定で、税金と確定申告の全体像をやさしく知りたい方

フリーランスがお金と確定申告を本で学ぶメリット

書斎のデスク環境
税金の情報はネットでも調べられますが、最初は本で全体像をつかむのがおすすめです。

  • 全体像を順番に理解できる:所得税・社会保険・経費・消費税のつながりが1冊で見える
  • 専門家が監修・執筆している:税理士や公認会計士など、著者の立場がはっきりしている
  • 毎年の申告で繰り返し使える:1年に1度の作業だからこそ、手元に手順書があると安心
  • 相談の質が上がる:基礎を知っておくと、税務署や税理士に聞くときも話が早い

ネット検索だと、自分の状況に当てはまるのかわからない情報や、古い制度のままの記事に当たることがあります。

本で土台を作ってから、最新の情報を国税庁のサイトなどで確認するという順番が、いちばん迷いにくい学び方です。

失敗しない確定申告の本の選び方 3つのポイント

確定申告の本の選び方 3つのポイント
お金の本は似た書名が多いので、次の3点を確認して選びましょう。

① 発行年と対応年度を確認する

税金の制度は毎年のように見直されます。

申告書の書き方など実務の本は、できるだけ新しい年度に対応したものを選ぶのが基本です。

一方で、税金の仕組みや考え方を学ぶ入門書は、少し前の本でも十分に役立ちます。

② 自分の段階に合った本を選ぶ

独立前後の方は、まず全体像がわかるやさしい入門書が向いています。

すでに何度か申告している方は、青色申告やインボイスなどテーマを絞った本のほうが得るものが多くなります。

③ マンガ・図解・会話形式など読み切れる形式か

お金の本は、途中で挫折してしまうといちばんもったいないジャンルです。

活字が苦手な方は、マンガや図解、会話形式の本を選ぶと最後まで読み切りやすくなります。

今回の6冊にも、マンガ形式や聞き手に教える形式の本を多めに選んでいます。

フリーランスの確定申告・青色申告の本おすすめ3冊

まずは、フリーランスのお金の基本と、確定申告・青色申告の本です。

毎年かならず向き合う作業なので、ここに1冊、頼れる本を持っておくと安心です。

1. お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えて下さい!(大河内薫)

冒頭の結論で紹介した、マンガで学べるフリーランスのお金の超入門です。

税金・社会保険・経費・確定申告の全体像を、最初にこの1冊でつかんでおきましょう。

2. フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す!元国税調査官のウラ技 第12版(大村 大次郎)

国税局と税務署で10年間、調査官を務めた大村大次郎さんによる確定申告の本です。

版を重ねている定番で、今回紹介するのは2025年9月発行の第12版です。

紹介文には「2026年対応の最新版」と書かれています。

目次は、確定申告の心得、経費を積み上げる、所得控除を使い倒す、社会保険の基本と税金を安くするアイテム、誤解だらけの確定申告、消費税基本講座と続きます。

巻末付録として申告書の書き方も用意されています。

紹介文では、開業したばかりの人や独立したい人、攻めた確定申告をしたい人に向けた本だとされています。

税金を徴収する側にいた著者ならではの視点で、経費や控除の考え方を学べる1冊です。

こんな人におすすめ:確定申告は経験済みで、経費や所得控除の考え方をもう一歩深く知りたい方

3. 超シンプルな青色申告、教えてもらいました!(藤原道夫)

公認会計士の藤原道夫さんに、聞き手が教わっていく形式の青色申告の本です。

目次は、まず「フリーランスなら青色申告!お得な4大メリット」という準備の章から始まります。

続いて、「簡単仕訳帳」のはじめ方、仕訳例とQ&A、年をまたぐお金の決算整理、国税庁のWebサイトでの青色申告へと進みます。

紹介文には「おこづかい帳の感覚で複式簿記がわかる」とあります。

複式簿記と聞いただけで身構えてしまう方でも、会話形式なので読み進めやすいはずです。

青色申告に切り替えたいけれど帳簿付けが不安、という方の背中を押してくれる1冊です。

2021年発行の本なので、控除の要件など制度の細かい部分は最新の情報もあわせて確認してください。

こんな人におすすめ:白色申告から青色申告に切り替えたいけれど、複式簿記に苦手意識がある方

インボイスと消費税の本おすすめ2冊

フリーランスにとって、インボイス制度と消費税は避けて通れないテーマになりました。

登録するかどうかの判断も、登録したあとの消費税の申告も、まずは仕組みを知るところから始まります。

4. 図解ポケット 個人事業主/フリーランスのための インボイス制度の基本がよくわかる本(小澤隆博)

個人事業主とフリーランスに向けて、インボイス制度の基本を図解でまとめたポケット版の本です。

目次は、インボイス制度の基礎知識、インボイス(適格請求書)とは、消費税の仕組み、新ルールで何が変わるか、必要な準備、制度導入後の流れの6章です。

紹介文では、各種申請書類の手続き、登録のメリットと判断基準、収入減を防ぐための策がわかると説明されています。

図解中心でコンパクトにまとまっているので、制度の全体像を短時間でつかみたい方に向いています。

2023年発行の本なので、その後の変更点は国税庁のサイトなどで補ってください。

こんな人におすすめ:インボイス制度の基本と、登録するかどうかの判断材料を短時間で整理したい方

5. まんがですっきりわかる フリーランスのためのインボイスと消費税(服部 英樹)

税理士の服部英樹さんによる、まんが形式のインボイスと消費税の本です。

目次は「いまさらだけど消費税はこんな仕組み」から始まり、インボイス制度で変わること、免税事業者を継続するかどうかの判断基準、適格請求書発行事業者になるための手続きへと進みます。

さらに、消費税の2種類の計算方法、経理実務の変更点、はじめての消費税の確定申告、8つの業種でのケーススタディまで扱われています。

インボイスだけでなく、消費税の仕組みと申告までセットで学べるのがこの本の良いところです。

紹介文によると、令和5年度税制改正の負担軽減措置にも対応しています。

はじめて消費税の申告をする方は、申告の時期が来る前に読んでおくと流れがつかめます。

こんな人におすすめ:インボイス登録後、はじめて消費税の申告をすることになり、仕組みから知りたい方

フリーランスの開業準備に役立つ本

これから独立する方や、開業して間もない方には、開業から税金までを1冊で見渡せる本が役に立ちます。

6. 改訂新版 個人事業の始め方 開業、運営、経理、税金まですべてわかる!(中野裕哲)

個人事業の始め方を、開業・運営・経理・税金まで通して解説する本の改訂新版です。

2026年5月発行と、今回紹介する6冊の中でいちばん新しい本です。

目次は、個人事業のスタート計画を立てる、スタート時に必要なこと、上手に運営するポイント、経理のコツ、税金のツボの5章です。

「個人事業と副業の違いって何?」「知っておきたい保険・年金の制度」「お客様を増やすにはどうすればいい?」など、開業前後の疑問に答える項目が並んでいます。

著者の中野裕哲さんは、年間約1000件の無料起業相談を受けている起業コンサルタントです。

税金だけでなく、集客や運営のことまで1冊で確認できるので、これから開業届を出す方の手引きとして向いています。

こんな人におすすめ:これから独立・開業する予定で、手続きから経理・税金までの流れを1冊で確認したい方

フリーランスのお金・確定申告の本6冊 早見表

紹介した6冊を、テーマとタイプで一覧にしました。

書名 タイプ・レベル こんな人に
お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えて下さい! お金の基本・マンガ・超入門 全体像をやさしく知りたい
フリーランス&個人事業主 確定申告でお金を残す!元国税調査官のウラ技 第12版 確定申告・経費と控除 申告を一歩深く学びたい
超シンプルな青色申告、教えてもらいました! 青色申告・会話形式 複式簿記に苦手意識がある
図解ポケット インボイス制度の基本がよくわかる本 インボイス・図解 制度の全体像を短時間で
まんがですっきりわかる フリーランスのためのインボイスと消費税 インボイスと消費税・まんが はじめて消費税を申告する
改訂新版 個人事業の始め方 開業・運営・経理・税金 これから開業する

年末から確定申告までの準備の流れと読む順番のおすすめ

確定申告をラクにするコツは、申告の時期が来る前に少しずつ準備を進めておくことです。

所得税の確定申告の受付は、例年2月中旬から3月中旬にかけて行われます。

ここでは、秋から年末、そして申告期までの流れに合わせて、6冊を読むタイミングを整理します。

10月〜11月:まず全体像をつかむ

この時期は、まだ気持ちにも時間にも余裕があります。

最初に『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えて下さい!』を読んで、税金・社会保険・経費の全体像をつかみましょう。

これから開業する方は、『改訂新版 個人事業の始め方』もこの時期に読んでおくと、必要な手続きを見落としにくくなります。

全体像がわかると、「今年のうちにやっておくべきこと」が自分で判断できるようになります。

12月:年内にできる準備を進める

12月は、その年の売上と経費がほぼ見えてくる時期です。

領収書や請求書を月ごとに整理し、会計ソフトへの入力が止まっている方は、年内に追いついておくのが理想です。

このタイミングで『確定申告でお金を残す!元国税調査官のウラ技』を読むと、経費や所得控除の考え方を年内の行動に活かせます。

年が明けてからでは間に合わない準備もあるので、12月に読む意味は大きいです。

青色申告に切り替えたい方は、『超シンプルな青色申告、教えてもらいました!』で帳簿付けのイメージをつかんでおきましょう。

青色申告を始めるには事前に税務署への申請が必要で、期限も決まっているので、早めに確認しておくと安心です。

1月:インボイスと消費税を整理する

インボイスの登録をしている方は、所得税とは別に消費税の申告も必要になります。

1月のうちに『まんがですっきりわかる フリーランスのためのインボイスと消費税』で、計算方法と申告の流れを確認しておきましょう。

登録するかどうかを迷っている方は、『図解ポケット インボイス制度の基本がよくわかる本』で判断材料を整理するのがおすすめです。

2月〜3月:申告書を作成して提出する

申告の時期に入ったら、手元の本を手順書として使いながら、申告書の作成を進めます。

わからない箇所が出てきたら、本の該当ページに戻り、それでも不安な点は税務署の相談窓口や税理士に確認しましょう。

準備を年末から進めておけば、この時期は入力内容の見直しと提出に集中できます。

なお、税金の制度は毎年のように変わります。

本の内容は発行時点のものなので、申告の前には国税庁のサイトなどで最新の情報を必ず確認してください。

確定申告の本をKindle(電子書籍)で読むメリット

今回紹介した6冊は、どれもKindle版(電子書籍)が用意されています。

確定申告の本は、電子書籍で持っておくと便利な場面が多いジャンルです。

まず、PCで会計ソフトや申告書の作成画面を開きながら、同じ画面で本を確認できます。

机の上に領収書や書類が広がっている時期でも、本を置くスペースを取りません。

買ってすぐに読めるので、申告の直前に「やっぱり1冊手元にほしい」となったときも間に合います。

文字中心の本なら、キーワードで本の中を検索したり、大事な箇所にハイライトを引いたりできます。

ただし、マンガや図解の多い本は固定レイアウトで作られていることが多く、スマホの小さな画面では読みにくい場合があります。

タブレットやPCなど大きめの画面で読むのがおすすめです。

購入前にサンプル(試し読み)をダウンロードして、自分の端末での見え方を確認しておくと安心です。

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よくある質問

Q. 確定申告の本は毎年買い替えたほうがいいですか?

申告書の書き方など実務の部分は制度変更の影響を受けやすいので、数年に1度は新しい版を確認するのがおすすめです。

税金の仕組みや考え方を学ぶ入門書は、買い替えなくても長く使えます。

Q. 会計ソフトを使っていても、本を読む必要はありますか?

会計ソフトは入力と計算を助けてくれますが、何が経費になるか、どの控除が使えるかといった判断は自分で行う必要があります。

本で基本の考え方を知っておくと、ソフトへの入力で迷う場面が減ります。

Q. 税理士に依頼する予定でも、本は読んだほうがいいですか?

読んでおくことをおすすめします。

基礎知識があると、税理士への質問が具体的になり、必要な資料の準備もスムーズに進みます。

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