ロジクール MX Master 3S と MX ERGO S はどっちを買う?デザイナー目線で徹底比較

千葉県千葉市緑区高田町でHP(ホームページ)制作や管理、記事制作代行、名刺・看板制作やデザインなどWEBまわりの業務をしているフリーランスのWEB屋さん『エヌイーケーオー』の高橋です。

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今回はロジクール MX Master 3S と MX ERGO S の比較について。

どちらもロジクールの最上位「MX」シリーズで価格帯も近く、デザイナーやWEB制作者が「次に買うマウス」として最後まで悩む2機種です。

片方は王道の高機能マウス、もう片方は手首を動かさないトラックボールという、まったく違うアプローチの2台。

この記事ではHP制作やデザイン作業で1日中マウスを握る立場から、「どっちを買うべきか」を用途別にはっきり切り分けます。

あわせて、予算を抑えたい方向けの補欠としてSignature M650も紹介します。

【まずは結論】デザイナー全般の本命!ロジクール MX Master 3S

8000DPIセンサー・静音クリック・サムホイール横スクロールの全部入り

先に結論を言うと、迷ったらMX Master 3Sです。

IllustratorやPhotoshop、Figmaのようなデザインツールから、Excelやブラウザまで、あらゆる作業で「速くなる」のがこのマウスの強みです。

最大8000DPIの高精度センサーは細かいパスの調整やピクセル単位の操作でもブレにくく、ガラス面の上でもトラッキングできます。

親指側のサムホイールで横スクロールができるので、横長のアートボードや動画のタイムラインを左右に移動するのが本当に楽になります。

MagSpeed電磁気ホイールは、1秒で1000行送れる高速スクロールと1行ずつ止まるラチェット動作を自動で切り替えてくれます。

クリック音は前モデルのMX Master 3と比べて90%カットされた静音仕様で、深夜作業やWeb会議中でも気になりません。

USB-C充電で、フル充電なら最大70日、1分の急速充電で3時間使える運用力も助かります。

Easy-Switchで3台まで登録でき、Mac・Windows・iPadを1台のマウスで切り替えられるのも、複数デバイスを使うデザイナーには実用的です。

一方で、手首や腕を動かして操作する通常のマウスである以上、手首に痛みが出ている方や、デスクのマウススペースが狭い方は次に紹介するMX ERGO Sを優先してください。

「手首は元気でとにかく作業を速くしたい」ならMX Master 3S、「手首をいたわりたい・省スペースにしたい」ならMX ERGO S、という切り分けが今回の結論です。

デザイナーがロジクールMXシリーズを選ぶメリット

安いマウスとMXシリーズの差は「ボタンの数」だけではありません。

デザイン作業で効いてくるポイントをまとめると次のとおりです。

  • Logi Options+でボタンをアプリ別に割り当てられる:Illustratorではズーム、ブラウザでは戻る、と自動で切り替わる
  • 静音クリック:1日数千回のクリック音がほぼ消える。夜の作業や打ち合わせ中に気を使わない
  • USB-C充電式:電池交換ゼロ。ケーブルはノートPCと共通でOK
  • Easy-Switchで複数デバイスを切替:メインPCとサブ機、iPadを1台で行き来できる
  • Logi BoltとBluetoothの両対応:レシーバー運用でも接続が安定しやすい

とくにアプリ別のボタン割り当ては、一度設定すると「手がショートカットを覚える」感覚で作業が速くなります。

この2機種はどちらも上のメリットを全部持っているので、あとは「手首」と「デスク」の事情で決めるだけです。

2機種の選び方 4つのポイント

① 手首の状態

いちばん大事な判断軸です。

すでに手首の痛みやしびれがある、腱鞘炎の経験があるなら、マウス本体を動かさないMX ERGO Sを選んでください。

手首を置いたまま親指だけでカーソルを動かせるので、負担のかかり方が根本的に違います。

② マウスを動かすスペースがあるか

MX Master 3Sは大ぶりなマウスなので、快適に使うにはマウスパッド1枚分の面積が必要です。

ペンタブや左手デバイス、ノートやスケッチブックがデスクを占領している方は、置き場所が固定で済むトラックボールの方が現実的です。

③ どんな作業が多いか

パスの微調整やレイヤーの細かな移動など、精密なドラッグが多いならMX Master 3Sが有利です。

資料を読む、ブラウザで調べる、コーディングするといった閲覧中心の作業が多いなら、トラックボールでも困る場面はほとんどありません。

MX ERGO Sには一時的にカーソル速度を落とす精密モードボタンもあるので、慣れれば細かい作業もこなせます。

④ 慣れるまでの期間を許容できるか

トラックボールは最初の数日から1週間ほど、「思った場所にカーソルが行かない」というストレスがあります。

ここを乗り越えられるかどうかで満足度が変わるので、締切直前の乗り換えは避けて、余裕のある時期に導入するのがおすすめです。

手首をいたわる本命!ロジクール MX ERGO S

20度の傾斜調整・USB-C充電・静音クリックのトラックボール

MX ERGO Sは、親指でボールを転がしてカーソルを動かすトラックボール型のマウスです。

手首と腕をデスクに置いたまま操作できるので、長時間作業で手首が痛くなる方の駆け込み先として定番になっています。

本体は0度と20度の2段階で傾斜を変えられ、20度に傾けると手のひらが自然な角度になって前腕のねじれが減ります。

前モデルのMX ERGOで不満の多かったmicro-USB充電はUSB-Cに変わり、クリックも静音仕様になりました。

バッテリーはフル充電で最大120日、1分の充電で1日使えるので、充電のことはほぼ忘れて使えます。

Easy-Switchで2台のデバイスを切り替えられ、Logi BoltとBluetoothの両方に対応しています。

ボールの横にある精密モードボタンを押すとカーソル速度が一時的に落ちるので、アンカーポイントを1ピクセル単位で合わせたい場面でも対応できます。

デメリットは、慣れるまでの期間と、ボールの受け皿に溜まるホコリの掃除が定期的に必要なことです。

とはいえ「マウスを動かすスペースがいらない」「手首が楽」という2点は、一度体験すると戻れない人が多いのも事実です。

予算を抑えるならコレ!ロジクール Signature M650

静音クリック・SmartWheel・単3電池1本で最大24ヶ月のコスパ機

「MXシリーズは高い」という方の補欠候補がSignature M650です。

4,000円台ながら静音クリックを備え、上位機と同じLogi BoltとBluetoothの両対応です。

ホイールは速く回すと高速スクロール、ゆっくり回すと1行ずつ止まるSmartWheelで、長いページの閲覧が快適です。

左側面に2つのサイドボタンがあり、Logi Options+で「戻る・進む」以外の機能も割り当てられます。

電源は単3電池1本で最大24ヶ月。充電ケーブルを増やしたくない方には、むしろ充電式より気楽です。

レギュラーサイズのMと大きめのLがあるので、手が大きい方はLを選んでください。

横スクロール用のサムホイールやジェスチャーボタンはないので、「MX Master 3Sの入門版」ではなく「静かで信頼できる普通のマウス」と考えると満足度が高いです。

楽天ROOMでも動きの良い定番モデルで、サブ機や外出用としてもおすすめです。

比較表

モデル タイプ 充電・電池 静音 価格帯 こんな人に
MX Master 3S 高機能ワイヤレス USB-C充電・最大70日 13,000円台〜 デザイナー全般・作業速度重視
MX ERGO S トラックボール USB-C充電・最大120日 16,000円台〜 手首の痛み・省スペース
Signature M650 スタンダード 単3電池1本・最大24ヶ月 4,400円前後 予算重視・サブ機

よくある質問

Q. MX Master 3S と MX ERGO S を両方買って使い分ける意味はありますか?

あります。精密作業の日はMX Master 3S、閲覧や事務作業の日はMX ERGO S、と切り替えると手首の負担を分散できます。どちらもEasy-Switchで複数デバイスに登録できるので、同じPCに両方をペアリングしておくと切り替えが簡単です。

Q. トラックボールはデザイン作業に向かないと聞きましたが本当ですか?

慣れの問題が大きいです。MX ERGO Sは精密モードボタンで一時的に速度を落とせるため、細かい調整も可能です。ただし大きなストロークのフリーハンド描画はペンタブの方が向いています。

Q. Macでも使えますか?

どちらもmacOSとWindowsに対応し、設定アプリのLogi Options+も両OSで使えます。iPadでもBluetooth接続で基本操作は可能です。

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