TourBox Elite・NEO・Lite はどれを買う?デザイナー目線で左手デバイスを徹底比較|Illustrator・Photoshopのショートカットを片手に集約
千葉県千葉市緑区高田町でHP(ホームページ)制作や管理、記事制作代行、名刺・看板制作やデザインなどWEBまわりの業務をしているフリーランスのWEB屋さん『エヌイーケーオー』の高橋です。
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今回はTourBox Elite・NEO・Liteの3機種比較について。
左手デバイスの中でも、デザイナーやイラストレーターの定番になっているのがTourBoxシリーズです。
ただ、3機種で価格が1万円台から4万円近くまで開いているので、「結局どれを買えばいいのか」で止まっている方が多いと思います。
この記事では、IllustratorやPhotoshopで1日中作業する立場から、3機種の違いを「無線・操作子・予算」で切り分けます。
あわせて、予算を抑えたい方向けの補欠としてXPPenのACK05も紹介します。
マウス側のボタン割り当てで足りるかどうかを先に確認したい方は、IllustratorとPhotoshopが速くなるマウスのボタン割り当て設定術|ズーム・手のひらツール・戻るを親指にもどうぞ。
【まずは結論】デザイナーの本命!TourBox Elite
Bluetooth2台切替・触覚フィードバック・有線接続もできる最上位機
先に結論を言うと、予算が許すならTourBox Eliteです。
TourBoxの価値は、ノブ・ダイヤル・スクロールホイールという3つの「回す操作」にショートカットを割り当てられることにあります。
ブラシサイズ、ズーム倍率、キャンバスの回転、レイヤーの不透明度といった「数値を連続で変える」操作は、キーを連打するよりノブを回す方が圧倒的に速く、手元を見ずに済みます。
Eliteはその回す操作に触覚フィードバックが付いていて、回すたびに小さく振動するので、画面を見たまま「今どれだけ回したか」が指でわかります。
接続はBluetoothで2台のデバイスを切り替えられ、有線接続にも対応します。
ペンタブと左手デバイスを併用すると机の上がケーブルだらけになりがちなので、左手デバイスを無線にできるだけで手元がかなり片付きます。
電源は単3電池2本で、充電の管理をしなくていいのも地味に助かります。
設定ソフトのTourBox Consoleは、IllustratorやPhotoshop、Figma、Premiere Proなどアプリごとにプリセットを作っておくと、前面のアプリに合わせて自動で切り替わります。
ボタンを2つ同時に押す組み合わせにも割り当てられるので、見た目の数以上のショートカットを1台に集約できます。
2万円台のNEOとの差は「無線」と「触覚フィードバック」で、操作子の構成やソフトは同じです。
つまり、ケーブルを1本減らしたい方と、手元を見ずに回したい方はElite、有線でいい方は次のNEOで十分、というのが今回の結論です。
デザイナーがTourBoxを選ぶメリット

テンキー型やキーパッド型の左手デバイスと比べて、TourBoxがデザイン作業で選ばれる理由をまとめます。
- 回す操作をショートカットにできる:ブラシサイズ・ズーム・回転・不透明度など、数値を変える操作がキーボードより速くなる
- アプリごとにプリセットが自動で切り替わる:IllustratorとPhotoshopで同じノブに別の機能を持たせても、切り替え忘れが起きない
- ボタンの組み合わせで割り当て数が増える:同時押しにも機能を持たせられるので、よく使うショートカットはほぼ1台に収まる
- 片手で完結する:右手はペンやマウスを持ったまま、左手は置いたまま動かさない。持ち替えの回数が減る
- MacとWindowsの両方で使える:設定ソフトのTourBox Consoleは両OS対応
私の場合、Illustratorではノブをズーム、ダイヤルをアートボードの回転ではなくブラシサイズ、スクロールをレイヤーの移動に割り当てています。
ボタンには「取り消し」「手のひらツール」「選択ツールとダイレクト選択ツールの切り替え」を入れておくと、キーボードに手を伸ばす回数が目に見えて減ります。
3機種の選び方 4つのポイント

① 有線でいいか、無線が必要か
EliteはBluetoothと有線の両対応、NEOはUSB-Cの有線専用です。
Liteは有線モデルが基本ですが、Bluetooth版も販売されています。
据え置きのデスクでケーブルが気にならないなら有線で困ることはなく、ノートPCと一緒に持ち歩く方やペンタブのケーブルと干渉する方は無線が快適です。
② 操作子をどこまで使うか
EliteとNEOは、ボタン・ノブ・ダイヤル・スクロールホイールを備えたフル構成で、割り当てられる操作の数が最も多いモデルです。
Liteはそこから操作子を減らして軽く安くした構成なので、「回す操作は1〜2種類あれば十分」という方向けです。
ショートカットを本気で集約したいならフル構成のNEOかElite、まず使い心地を試したいならLiteが目安になります。
③ ペンタブ派か、マウス派か
ペンタブで描く方は、右手がペンから離れないので、左手で回す操作の恩恵がいちばん大きくなります。
マウス中心の方は、まずマウスのサイドボタンにズームや手のひらツールを割り当てて、それでも足りない操作が残ったら左手デバイスを検討する順番で十分です。
④ 予算
目安として、Eliteは4万円前後、NEOは2万円台、Liteは1万円台前半、ACK05は6,000円台です。
左手デバイスは一度慣れると何年も使い続ける道具なので、毎日使うことが確定している方ほど上位機を選んで後悔が少ないアイテムです。
有線でいいなら中身はEliteと同じ!TourBox NEO
USB-C有線・フル構成の操作子・2万円台の定番モデル
TourBox NEOは、Eliteから無線と触覚フィードバックを省いた有線モデルです。
ボタン・ノブ・ダイヤル・スクロールホイールという操作子の構成はEliteと同じで、設定ソフトも同じTourBox Consoleを使います。
つまり、割り当てられるショートカットの数や、アプリごとの自動切り替えといった「作業が速くなる部分」はEliteと変わりません。
USB-Cケーブルで接続するので電池や充電の管理は不要で、据え置きのデスクなら有線であることのデメリットはほとんどありません。
TourBoxシリーズの中でいちばん長く売れている定番で、Eliteとの価格差を考えると、多くのデザイナーにとっての現実的な本命はこちらです。
無線が不要で、フル構成の操作子が欲しい方はNEOで決まりです。
こんな人におすすめ:据え置きのデスクで使う方、Eliteと同じ操作性を2万円台で手に入れたい方。
1万円台で入門!TourBox Lite
操作子を絞った軽量エントリー機・USB-C有線(Bluetooth版もあり)
TourBox Liteは、NEOと比べて操作子の数を絞り、軽く安く仕上げたエントリーモデルです。
設定ソフトはEliteやNEOと同じTourBox Consoleなので、アプリごとのプリセットや組み合わせ割り当てといった基本の使い勝手は共通です。
操作子が少ない分、割り当てられる数は減りますが、「ズームとブラシサイズ、取り消し、手のひらツール」くらいの主要な操作なら十分に収まります。
有線モデルのほか、Bluetooth版も販売されているので、無線が必要な方はそちらを選んでください。
「左手デバイスが自分の作業に合うかわからない」という段階なら、Liteで試して、物足りなくなったらNEOやEliteに買い替える流れが無駄がありません。
こんな人におすすめ:初めての左手デバイスを1万円台で試したい方、主要な操作だけ集約できれば十分な方。
6,000円台の予算派!XPPen ACK05 ショートカットリモート
10キー+ホイール・Bluetooth/2.4Gレシーバー/有線の3way接続
ペンタブメーカーXPPenのACK05は、10個のショートカットキーとホイールを備えた小型の左手デバイスです。
接続はBluetooth、2.4GHzレシーバー、有線の3通りに対応していて、電源は充電式です。
XPPen製品と組み合わせる前提のアイテムに見えますが、キーボードのショートカットを送る仕組みなので、他社のペンタブやマウス環境でも使えます。
専用ソフトでキーごとに割り当てを変えられ、ホイールにはズームやブラシサイズのような回す操作を持たせられます。
TourBoxのように回す操作を3種類持てるわけではありませんが、価格差は大きいので「まず片手にショートカットを集める感覚を試したい」という入口としては十分です。
こんな人におすすめ:予算を1万円以内に抑えたい方、ペンタブと一緒に持ち歩ける小型の左手デバイスが欲しい方。
比較表
| モデル | 接続 | 電源 | 操作子 | 価格帯 | こんな人に |
|---|---|---|---|---|---|
| TourBox Elite | Bluetooth(2台切替)・有線 | 単3電池×2 | フル構成+触覚フィードバック | 4万円前後 | 本命・無線で手元を整理したい |
| TourBox NEO | USB-C有線 | バスパワー | フル構成 | 2万円台 | 据え置き・コスパ重視 |
| TourBox Lite | USB-C有線(Bluetooth版あり) | バスパワー | 操作子を絞った構成 | 1万円台前半 | 入門・主要操作だけ集約 |
| XPPen ACK05 | Bluetooth・2.4G・有線 | 充電式 | 10キー+ホイール | 6,000円台 | 予算派・持ち運び |
よくある質問
Q. TourBox NEOとEliteの違いは何ですか?
無線(Bluetooth)に対応するか、回す操作に触覚フィードバックが付くか、電源が電池か有線かの3点です。操作子の構成と設定ソフトのTourBox Consoleは共通なので、割り当てられるショートカットの数は同じです。
Q. Illustrator・Photoshopでは何を割り当てるのがおすすめですか?
ノブにズーム、ダイヤルにブラシサイズ(Photoshop)やアートボードの回転、スクロールホイールにレイヤーの移動を入れると効果を実感しやすいです。ボタンには取り消し、手のひらツール、選択ツールの切り替えなど、1日に何十回も押すものを優先してください。
Q. Macでも使えますか?
TourBoxシリーズの設定ソフトTourBox ConsoleはmacOSとWindowsの両方に対応しています。XPPen ACK05もMacとWindowsで使えます。購入前に各製品ページで対応OSのバージョンを確認してください。
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